幕末から明治初年の筑前国のことを調べるには、「地理全誌」という本が便利です。「筑前国続風土記」の三部作(本編・附録・拾遺)と検地帳を合わせたような内容で、鉄道が敷設される以前の各村の自然・人口・田畠の面積石高・主な寺社・遺蹟・特産品などが一覧できます。
字体も楷書体で文章も平易で写真版が福岡県史に入っており、多くの図書館で閲覧することができます。
ただ、縮刷版なもので字が小さく、私のような老眼者は眼鏡をかけても読めません。
そこで所収の村々を拡大コピーしてから手入力し、自分の勉強かつ郷土の歴史を知りたいという方々のお役に立とうと一念発起しました。
福岡県には村が1000程あり、生きているうちに完成しそうにないので、旧遠賀郡の100弱の村にしぼらせてもらいました。それでも、月に一村アップしても8年はかかる計算です。ボチボチ頑張りますので、応援してください。お急ぎの方は最寄りの図書館で「福岡県史」の「地理全誌(全六巻)」をご利用ください。
コメントを残す